KICK-OFF MEETING

WES開発プロジェクト
要件定義 & 基本設計フェーズ

Warehouse Execution System - Phase 1 : Requirements Definition & Basic Design
エンハンスザックス株式会社 御中
2026年7月9日
株式会社ピースフラットシステム / 株式会社MAGLAB
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本日のアジェンダ
1. プロジェクト概要
目的・スコープ・ロードマップ
2. 3層アーキテクチャ
WMS - WES - RMS / WES Hub
3. WESコアエンジン機能概要
6つのコア機能の全体像
4. 要件定義の対象範囲
スコープ内 / スコープ外
5. 課題の依存関係と優先順位
着手順序・最重要課題
6. 成果物・進め方
モックアップ駆動の進め方
7. ビジネス設計・営業活動
外販戦略・ロボットメーカー連携
8. 体制・コミュニケーション
製品開発チーム・定例・ツール
9. 確認事項
本日ご確認いただきたい項目
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プロジェクト概要
プロジェクト名
WES(倉庫実行システム)
開発プロジェクト
現フェーズ
フェーズ1:要件定義 & 基本設計
業務フロー・データ定義・コアエンジン正常系フローの確定 → 実装可能な設計に展開
契約形態
準委任型(ハイブリッド)
基本契約 + 個別契約
プラットフォーム
プライベートSaaS
閉域網VPC接続 / マルチテナント対応

OVERALL ROADMAP

Phase 1要件定義 & 基本設計
投資判断
Phase 2プロトタイプ開発
投資判断
Phase 3本開発
フェーズ毎分割発注:各フェーズの完了時に投資判断を行い、次フェーズへの進行可否を決定する構造です。
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3層アーキテクチャ
L1
WMS(Plan / Head)
在庫台帳の正管理 / マクロな出荷計画 / 時間軸: 日次・時間単位
↓ Instruction(抽象的指示) ↑ 実績集約・在庫更新
L2
WES(Execute / Commander)- 開発対象
通訳機能 + 調整機能 / リソース割当・タスク最適化 / 時間軸: 秒・分単位
↓ Command(具体的命令) ↑ 完了報告・状態通知
L3
RMS(Control / Hands)
物理動作の実行 / 衝突回避・経路制御 / 時間軸: ミリ秒単位
WES HUB CONCEPT
複数メーカーのRMS・既存WESシステムを束ねるプロキシ(仲介レイヤー)として機能。プラグイン型アダプタにより、WMS・RMSのメーカーを自由に選択・変更可能。ベンダーロックインしない設計思想。
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WESコアエンジン機能概要

WESの心臓部として、以下6つの機能を実装します。

1. タスク分解
WMSからの1つの指示を、複数の実行可能なタスクに分解。タスク間の依存関係(前後関係)を管理。
2. リソース割当
ロボット・作業者の中から最適なリソースをマッチング。稼働状況・位置・負荷を考慮したリアルタイム配分。
3. 状態管理(ステートマシン)
各タスクの状態遷移を厳密に追跡。待機→実行中→完了/異常の管理。異常時の自動リカバリ・リトライ。
4. タスクキュー管理
FIFO(先入先出)と優先度ベースのハイブリッドキュー。緊急オーダーの割り込み処理に対応。
5. QoS制御(優先度判定)
納期、顧客優先度、オーダー種別に応じた優先度ルールを動的に適用。
6. 実行モニタリング
処理中タスク数、完了率、異常検知、ボトルネック特定をリアルタイムに監視。
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要件定義の対象範囲

要件定義で実施する項目

SCOPE 1
業務フロー詳細定義
入荷・出荷・在庫移動の業務フローを詳細に定義
SCOPE 2
マスターデータ整理・保持マトリクス確定
商品マスタ・ロケーションマスタ・顧客マスタの整理
SCOPE 3
用語統一・トランザクション整理
WMS/WES/RMS間で使用する用語の統一、トランザクションフローの整理
SCOPE 4 - 最重要
WESコアエンジン正常系フロー定義
タスク分解・リソース割当・状態管理・タスクキュー・QoS制御・実行モニタリングの正常系フロー
SCOPE 5
棚入れ割当ロジック定義
入荷時の棚入れ先自動割当ルールの定義

基本設計で実施する項目

DESIGN 1
アーキテクチャ設計
システム全体構成・コンポーネント分割・データフロー設計
DESIGN 2
API仕様策定
WMS連携IF・RMS連携IFのOpenAPI仕様定義
DESIGN 3
UI設計
管理画面・ダッシュボード・作業者端末の画面設計
DESIGN 4
非機能要件定義
性能・可用性・セキュリティ・運用保守の要件定義

本フェーズの対象外(後続フェーズで対応)

プロトタイプ開発・統合検証
フェーズ2で対応
WMS / RMS本体の開発・改修
スコープ外
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課題の依存関係と優先順位

各課題には依存関係があり、着手順序が重要です。

DEPENDENCY MAP

業務フロー定義
コアエンジン
正常系フロー
異常系フロー
アーキテクチャ設計
用語統一
トランザクション整理
データ連携定義
IF仕様書
非機能要件
マスターデータ整理
棚入れ割当ロジック
最重要課題
重要課題
起点(最初に着手)
最重要課題:コアエンジン正常系フロー定義
すべての後続タスクの起点です。ここが固まらなければ異常系にもアーキテクチャ設計にも進めません。業務フロー定義と用語統一を先行して進め、最優先で着手します。
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成果物・進め方

成果物一覧

フェーズ 成果物 内容
要件定義 要件定義書 WESシステム全体の機能要件・業務要件を整理したドキュメント
業務フロー図 入荷・出荷・在庫移動の詳細業務フロー
マスターデータ定義 商品・ロケーション・顧客等のデータ構造・保持マトリクス
WESコアエンジン正常系フロー タスク分解〜実行完了までの正常系処理フロー定義
基本設計 アーキテクチャ設計書 システム全体構成・コンポーネント分割・データフロー
API仕様書 WMS連携IF / RMS連携IF / OpenAPI定義
UI設計 管理画面・ダッシュボード / 作業者端末
非機能要件定義書 性能・可用性・セキュリティ・運用保守

モックアップ駆動の進め方

「動くプロトタイプ」で認識合わせ
ドキュメントだけでは伝わりにくい部分をモックアップで可視化しながら進めます。機能実装の前にUXを固め、関係者全員でイメージを合わせることで、実装フェーズでの手戻りを防ぎます。
  • 認識齟齬の早期発見 - WESの動きを実際に操作しながら要件を詰められる
  • ステークホルダーの巻き込み - 物流事業者・現場担当者が自分ごととして参加
  • 営業ツールとして即活用 - 物流事業者への提案時にデモとして使用可能
  • 実装精度の向上 - UXが固まってから実装に入るため手戻りなし
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ビジネス設計・営業活動

開発と並行して、WESの事業化・外販に向けた活動を進めます。以下は暫定の活動計画です。

要件定義フェーズと並行して実施予定の活動

外販戦略の設計
WESをどの顧客層に・どのような価格で・どのように販売するか。ターゲット顧客の選定、価格モデルの検討、競合との差別化ポイントの整理を行います。
ビジネス設計
見込み顧客の開拓・リスト構築
要件定義と並行して、WESの導入見込みがある物流事業者のリストを構築します。開発完了後にすぐ営業活動に入れるよう、商談パイプラインを先行して準備します。
営業活動
ロボットメーカーとの連携構築
WES Hubとして複数メーカーのRMSと接続するため、ロボットメーカーとの協力関係を構築します。IF仕様の共有・技術検証の協力体制を早期に整えます。
パートナー連携
商談同席・デモ支援
物流事業者様への提案・デモンストレーションに開発チームが同席。技術的な補足やモックアップを活用したデモを現場でサポートします。
営業支援
営業資料・デモ環境の整備
顧客ごとの業種・規模・課題に合わせた提案資料を作成。モックアップをベースにしたデモ環境も整備し、「自社の倉庫でどう使えるか」をイメージしやすい形でご提示します。
営業支援
開発チームの立ち位置:「作って終わり」ではなく「売れるまで伴走」するスタンスです。要件定義フェーズから「このWESをどう売るか」という視点を持ち、開発と営業活動を両輪で進めます。
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体制・コミュニケーション
製品開発チーム(PFS / MAGLAB)
片川
プロジェクト責任者 / 業務コンサルタント
PFS
関川
プロジェクト責任者 / 業務コンサルタント
PFS
武市
PM(プロジェクトマネージャー)
MAGLAB
Dir
ディレクター
成果物の品質管理・スケジュール調整
TL
テックリード
アーキテクチャ設計・技術選定・レビュー
Eng
エンジニア(数名)
モックアップ・設計ドキュメント・API設計
エンハンスザックス
BZ
ビジネス要件の最終判断
サービスコンセプト・優先順位・方向性の意思決定
RM
RMS仕様のご提示
ロボット側IF・シーケンス仕様の情報提供
RV
定例参加・レビュー
定例会議でのフィードバック・承認
MK
顧客・市場情報の共有
物流事業者のニーズ・課題の情報提供

コミュニケーション計画

項目 頻度・方法 内容
定例会議 最低月2回 / オンライン 進捗報告・課題確認・方向性すり合わせ
月次対面会議 月1回 / オフライン マイルストーンレビュー・方向性確認・営業活動共有
商談同席 随時 物流事業者様への提案・デモ時に開発チームが同席
日常連絡 随時 / Google Chat 即時連絡・簡易な確認事項
タスク管理 常時 / 未定 タスク・課題管理をリアルタイム共有
ドキュメント共有 常時 / 未定 成果物・議事録の共有
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確認事項

本日ご確認いただきたい項目です。

1. 契約書の内容確認
業務委託基本契約書および個別契約書の内容について、認識のすり合わせを行いたいと考えています。
成果物の定義・前提条件・秘密保持条項等の確認をお願いいたします。
両社で協議
2. RMS仕様の提供時期
ロボットメーカーからのIF・シーケンス仕様の提供はいつ頃見込みでしょうか?
API粒度・通信プロトコル・エラーハンドリング仕様の合意が要件定義完了の前提です。
エンハンスザックス様
3. エンハンスザックス様側の体制・窓口担当者
ビジネス要件の最終判断者、RMS仕様の窓口担当者、定例参加者をご確定ください。
エンハンスザックス様
4. 定例会議の日程調整
月2回の定例(オンライン)の曜日・時間帯、および月次対面会議の初回日程を調整させてください。
両社で協議
5. タスク管理・ドキュメント共有ツールの選定
タスク管理ツール、ドキュメント共有ツールについてご希望があればお聞かせください。
両社で協議
6. 検証・開発環境のインフラ
サーバ・ネットワーク・VPC等のインフラ準備の進捗・スケジュールをご確認ください。
エンハンスザックス様